出張続きだった9月後半、久しぶりに帰ってみると金子辰也先生の新作ジオラマ作品展「カモメ」(2024/9/21(土)〜9/30(月))の案内状が届いていました。
既に会期は残り3日、これは出遅れてしまったなぁと思いつつ最終日2日前の28日に遅ればせながらギャラリーに伺ってきました。
口上の中に
「私は父や友人・知人の死がはじまりにあったので「我々はどこへ行くのか」をメインにおもいをめぐらした末、「人は海へ還り そしてまた海から還ってくる」のではないだろうかとのジオラマ制作のイメージに至った。」
とあったからなのか、見知っていたミリタリー作品のダイナミックな造形とはまた違った、不思議な静けさを感じる作品たちでした。
ヒイトカッターがお役に立っているのは海面の下地作りあたりでしょうか、直前に空路で行った福岡空港着陸前に見た玄界灘の海面の輝きと重なり、リアルさがより感じられたのが印象的でした。